セカンドオピニオンとは?
医療が進歩してさまざまな治療法が生まれています。その結果、医師によってあなたの病気に対する考え方が違うことがあります。また、医師や病院によって、医療技術や診療の質に差があることも考えられます。そこで、あなたにとって最善と考えられる治療法を、患者と主治医で判断するため、主治医以外の医師の意見を聞くことがセカンドオピニオンです。
場合によっては、医師をかえることになります。
セカンドオピニオンと紹介(転院)の違い
◎紹介(転院)・・・「継続治療をしてもらう目的」での紹介で、以降は紹介先に通院または入院となります。
セカンドオピニオンの流れ
◎当院(入院・外来)の患者さまの場合
・他病院の医師の意見も聞きたいとのご要望を担当医に申し出て下さい。患者さまご自身にご希望の病院があり、かつその病院がセカンドオピニオンに対応出来る場合にはそちらを紹介させていただきます(受け入れていない病院もございますのでご注意ください)。
あるいは、ご希望の医療機関がない場合は、当院から適切な他の病院(医師)を紹介いたします。
受診の際には、当院で検査させて頂きました、紹介状と共に患者さまご本人のレントゲンやCT写真、検査データなどをお持ちいただきます。
なお、それぞれの病院で受け入れシステムが異なりますのでご承知下さい。
(当院の地域連携室に担当者がおりますので不明な点は説明させて頂きます。)
★費用:紹介状 セカンドオピニオン用(500円:1割負担の場合)
紹介受診用(250円:1割負担の場合)
◎他の医療機関にて治療中の患者さまの場合(当院以外の医療機関)
現在の担当医に、はくほう会セントラル病院のセカンドオピニオン外来の受診を希望するとお伝えください。
↓
紹介元医療機関(担当医の病院)の連携室が、当院の地域連携室へ連絡して頂き受診の予約を取って頂きます。
↓
紹介元医療機関の連携室が、当院の地域連携室へ紹介状をFAX送信して頂きます。
↓
当院の地域連携室が日程を決定して予約票をFAXで返信いたします。
↓
紹介元医療機関の連携室から患者さまへ日程のご連絡がございます。
『受診に際して必要なもの』
相談者がご本人以外の場合は「同意書」、患者さまが未成年の場合はご相談者との続柄を示す書類(健康保険証など)、主治医の先生に書いていただいた診療情報提供書 (紹介状)、できる限りの検査資料(以下参照)をお持ちください。
1) 血液検査の結果
2) 超音波検査の結果と画像
3) レントゲン検査・MRI検査・CT検査等の画像(場合によっては実物フィルム)
4) 病理検査の報告書など
をご持参の上、予約日時にお越し下さい。
適切な専門医が意見を提供し、病状のご理解と治療の選択にご協力致します。
その際、当院での新たな診察や検査は行ないません。
◎相談時間は1時間以内、料金は11,000円です(消費税込み、健康保険対象外)。
セカンドオピニオン外来の対象や相談内容について
◎お受けできない場合
・紹介・予約なしで直接来院される方
・レントゲン写真や検査データがない場合
・あらためて診察や検査が必要とされる場合
・当院への転院希望
◎お答えできない内容
・現在受診中の医療機関や医師の良し悪し
・医療事故・訴訟に関する内容
・当院にない診療科領域の内容
問い合わせ先
医療法人 伯鳳会 はくほう会セントラル病院
地域連携室
TEL:06-4960-6829(直通)
FAX:06-4960-6707(直通)